みんなで行きましょう


珍しく、万事屋は3人で、買い物に来ていた。
「今日は卵の特売なんです。みんなで買い物して、一人1パックの卵買いましょう」
「はいはい」
「特売アルカ。卵ご飯食べ放題アルな」
卵への期待に胸膨らませていた3人であったのだが・・・。
「新八!!大変アル!!」
「なに?神楽ちゃん」
「卵入りしょうゆ付の納豆アル。卵ご飯の味と納豆ご飯の味がいっぺんにお楽しみいただけるアル」
「どっちかにしないと、後悔するよ。それで、こういうものは高いんだから。」
「食べて見たいアル、新八〜」
「だめだよ、万事屋はお金がないんだから。」
ごめんね神楽ちゃん、そういうと卵を買い物籠にいれて歩き出した。
「おーい新八」今度は銀時が嬉しそうに新八に駆け寄ってきた。
「今のスーパーだと、プリンも豪華になってるんだなぁ。俺、これでいいよ」
というと、プリンアラモードを持ってきた。
「こんなもの、買うお金ないですよ」
ガズンバ!!
「絶望した!!プリンを買う金がない万事屋にぜつ「言うなぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
新八は銀時を鼻フックデストロイで倒すと
「違う番組のきめ台詞言わない!!」
「やめるアル。お兄ちゃん社長だってがんばってるんだよ!!」
「お兄ちゃん社長・・・」
「神楽ちゃんまで・・・」
まったく・・・、と言いながら新八は歩き出した。

一人で夕飯の買出しをしながら、新八は考えた。
マダオだったりしているけど、がんばっている銀時のこと。
いっぱい食べるけど、悲しいときでも勇気付けてくれる神楽のこと。
いろいろ考えた挙句に、お財布と相談して、
「銀さん、神楽ちゃん。一個だけならほしいもの持ってきてもいいよ」
と呼びかけた
「「マジでカ」」二人は嬉しそうに、一つ持ってくると、かごに入れた。
新八は、最後に自分のほしいものをかごに入れると会計を済ませた。

「新八ィ」銀時は袋を覗き込みながら呼んだ
「何ですか」
「お前はなに買ったのよ」
「僕はこれです」取り出したのはとろけるプリンミックス。
「牛乳だけでできるって言うから、みんなで作って食べようかと」と笑顔で言った。
銀時は面食らった顔をすると
「ったく、お前は本当におもしれーやつだな」と頭をぐりぐりなでた。
「銀さん」
「ん?」
「また、みんなで買出しに行きましょうね。」笑顔で銀時に呼びかけた。
「もちろんだ」
「好きなものを買うためには働かないといけませんけどね。」
「相変わらず一言多いなぁ、お前は」
と言うと、頭をかきながら
「仕事しねーとな」といって笑った。
「明日からもがんばりましょうね、銀さん」と言うと、新八も笑った。


絶望先生にはまりました。そりゃもう盛大に。
でも、そのきっかけは一旧さんが銀さんの声だったから。
声優シャッフル回で銀さんも糸色望やっていたので、そのあたりではまってしまいました。
で、銀さんには絶望先生、神楽ちゃんにはレンタルマギカ葛城みかんの台詞を言ってもらいました。
新八と言えば、もやしもんの沢木なんですが、彼はこれを言うとわかるって台詞なくて断念しました。
本当は、沖田にラビとか、土方さんに百目木とか、いろいろ考えたのですが、
無駄に話が長くなりそうなので、辞めました。
結構楽しかったので、またやろうかと。
                                    2008420
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